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汗かきを治す方法!漢方から運動まで汗かき対策マニュアル

  • 作成日:2017年04月05日
  • 更新日:2017年04月05日

「部屋から外に出ると、滝のような汗が出る。」
「周りよりも明らかに汗をかいていて恥ずかしい」
など、汗かきさんの悩みは尽きないと思います。

今回はそのような方のために、汗かき対策をお伝えしていきます。
重要なことは、普段から少しずつ汗かき対策にとりくんでいくことです。
それでは、さっそく見ていきましょう

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何で汗かきになるのか

汗かき対策を深く理解するために、なぜ大量の汗をかくのかお伝えします。

汗腺は皮膚にあり、汗をつくる場所です。
日本人の汗腺は約230万個あると言われています。

しかし、全ての汗腺が毎日働いているのではありません。
バリバリ働いている汗腺もあれば、お休みしている汗腺もあるのです。

バリバリ働いて汗を出している汗腺を能動汗腺といいます。
そして能動汗腺の働きが適切ではないときに、汗が多く出てしまいます。

では、なぜ能動汗腺がうまく働かなくなってしまうのでしょうか?

汗かきの原因は「快適な温度」

汗かきは、快適な温度に居続けることで、汗腺の機能が低くなるために起こります。

いつも快適な温度で過ごしていると、汗腺は汗をかく仕事をしなくてもよくなります。
やがて、体が「別に汗腺が頑張って仕事をしなくても体温調節ができる」と判断すると、働く汗腺の数が減っていきます。

普段、仕事をしない汗腺に「今から外に行くから働いて。」と言ったところで、無理です。
急に暑い外に出ても、汗腺はうまく対応できません。

しかし、汗をかかないと体温が上がりすぎて危険なので、汗腺はとにかく汗を出そうとします。
適切な汗の量まで考えられませんので、大量の汗が出てしまうのです。

急に能動汗腺が働くと汗が臭う!?

汗がたくさん出るときは、「恥ずかしい」という事以外に、もうひとつデメリットがあります。
それは、汗が臭くなる成分を多く含んでいること。

汗腺はふだん、汗が臭くなる成分を体で再利用されるようにするか、尿で外に出すように処理しています。
しかし、急に汗腺の仕事量が増えると、ここまで手が回らず、汗が臭くなる成分が汗と一緒に出てしまうのです。

これを解決するには、能動汗腺の機能を高め、数を増やすことが必要ですね。
つまり、汗をかく機会をつくることが必要です。

以下に汗かき対策をまとめました。
これから説明する方法で汗かきを改善していきましょう。

汗かき対策(1)汗腺トレーニング

汗腺トレーニングについて五味クリニック様が詳しく説明されていました。
以下では、汗腺トレーニングについて五味クリニック様の記事をもとに、分りやすく説明していきます。

汗腺トレーニングとは?

汗腺トレーニングとは、汗腺の機能を上げて、実際にはたらいている汗腺の数を増やすトレーニングです。
汗腺トレーニングをすると、急な温度変化でも汗をかきにくくなり、汗の臭いも改善されます。

汗腺トレーニングのやり方

汗腺トレーニングは手足の高温浴の後、全身の微温浴をします。

まず、高温浴について説明します。
高温浴は高い温度のお湯で手足を温める方法です。

汗腺の中でも、手足の汗腺の働きは伸びしろが大きいです。
そのため、上手に汗をかく練習をするために手足を温めましょう。

  1. バスタブに43度くらいの熱めのお湯(やけどしない程度)を入れます。
  2. 肘と膝がつかるくらいお湯を入れましょう。
  3. 10分~15分温まります。

その後、続けて微温浴をします。
高温浴をすると気分が高まります。ぬるめのお湯で微温浴をして、リラックスしましょう。微温浴をするときは、お湯にお酢を入れるといいですよ。

  1. 高温浴をしたお湯にぬるめのお湯を足します。
  2. 全身がつかるまでお湯を入れましょう。
  3. 気分が落ち着くまでゆっくりつかりましょう

お風呂から上がったら、水分をしっかりふきとり、肌を乾かしましょう。体を乾かすと、気づかないうちに汗が出て、汗腺の機能が上がります。

汗かき対策(2)運動で体質改善

汗の量を適切に調節するために、働いている汗腺の機能や数を高めることが大切だとお伝えしました。
そのためには汗を上手にかく練習が必要でしたね。

汗をかくと言えば運動です。
運動して、上手に汗をかくように体質改善していきましょう。

どれくらい運動すれば汗が適度にかけるようになるのかは、個人差があります。
厚生労働省が1日の運動のめやすを公開しているので、ご参考にしてください。

出典:厚生労働省

表だけをみても理解しにくいと思うので、少し説明しますね。

日常生活の身体活動からスタート!

身体活動とは、ざっくり言うと、寝ているとき以外の活動全てです。
身体活動には、家事・通勤・通学などの「生活活動」とスポーツの意味あいが強い「運動」が含まれます。

日常生活で家事や通勤・通学をすることは多いと思います。
「運動をしましょう」と聞くと、毎日ジョギングなど難しそうだと思いがちですが、何気なく日常生活でしていることも多いのです。

18歳~64歳の方

さて、厚生労働省が出している、運動の目安をもとに1日どれくらい何をすればいいか見てみましょう。

18歳~64歳の方は「3メッツ以上の身体活動を毎日60分」ですね。

3メッツ以上の身体活動はこちらです。
下の表から、自分ができそうなことはないか考えてみましょう。

出典:「国立健康・栄養研究所」「健康づくりのための運動基準2006~身体活動・運動・体力~報告書

もう少し体を動かせそうだと思う方は、週に合計60分、下の運動をしてみましょう。

出典:「国立健康・栄養研究所」「健康づくりのための運動基準2006~身体活動・運動・体力~報告書」

65歳以上の方

65歳以上の方は「強度を問わず毎日40分」ですね。
もちろん、先ほど紹介した表にある身体活動をしても構いません。

体力的に厳しいと感じるようでしたら、もう少し静かな運動をしてみましょう。
厚生労働省は「具体的には横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う。」と説明しています。

ラジオ体操やヨガなどもいいですね。

汗かき対策(3)ツボ

汗を抑えるツボは、手・胸・足にあります。ツボを押すときは、左右両方のツボを押してくださいね。

手のツボでおススメは、「陰郄(いんげき)」「合谷(ごうこく)」「後谿(こけい)」「労宮」です。手のツボは毎日押すことで、少しずつ汗が出にくくなります。

今すぐ、汗を抑えたい方には胸のツボがおススメです。胸のツボには「大包(だいほう)」「屋翳(おくえい)」があります。半側発汗を利用するので、汗を止める効果は抜群です。

足のツボでおススメは、「復溜(ふくりゅう)」です。足のツボも毎日押すことで、少しずつ汗を出にくくします。

詳しくは『脇汗を身体の内側から止める!おすすめツボとトレーニング!』をご覧ください。

汗かき対策(4)漢方

飯塚病院漢方診療科さんのホームページは多汗症対策の漢方として「防已黄耆湯」「桂枝加黄耆湯」「白虎湯加人参湯」が挙げられていました。
それぞれの漢方薬について簡単に説明します。

「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」は、体の水分調節をすることで汗かきを直していきます。
「桂枝加黄耆湯(ケイシカオウギトウ)」は体の疲れをとり、汗の調節を行います。
「白虎湯加人参湯(ビャッコカニンジントウ)」は熱を下げて体を落ち着かせることで、汗を調節する漢方ですね。

詳しくは『脇汗には制汗剤がベスト?市販薬vs制汗剤vs漢方おすすめ商品ランキング』をご覧ください。

あなたに合った汗かき対策を始めましょう!

汗かきを治す方法はいろいろあります。
ご紹介した汗腺トレーニング・運動・ツボ・漢方などいろいろ試してみましょう。
あなたに合った汗かきを治す方法が見つかることを願っています。

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