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汗の臭いを抑えるために知っておきたい原因と対策

  • 作成日:2015年08月03日
  • 更新日:2017年09月28日

汗をかくと、見た目ももちろんなのですが、ニオイが大丈夫かどうか気になります。
満員電車やエレベーターなどの密閉空間では特に意識してしまいますし、汗っかきさんにとっては憂うつそのものです。

万が一にも「クサい」だなんて言われたらなかなか立ち直れません。
汗のニオイ、なんとかならないでしょうか。

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実は汗そのものにニオイはほとんど無い

ついついナーバスになってしまう汗のニオイですが、実は汗そのものには臭いはほとんど無いのです。
汗の出どころとなる汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類あります。詳しくは『汗っかきの原因ってなに?汗が出る仕組みを徹底解説』をご覧ください。

エクリン腺の汗の成分はほとんどが水分と微量の塩分であり、無臭です。
アポクリン腺の汗はタンパク質、脂質、アンモニア、糖質、鉄分など栄養を豊富に含むものの、汗腺から発生した時点ではほとんどニオイがないことが分かっています。

(ただしワキガ体質の人は、アポクリン腺から汗が皮膚に分泌されたあとで、細菌などの働きによってニオイの元物質が生成されていると考えれられています。)

それでも汗が臭うメカニズムとは?

無臭のはずの汗からなぜ臭いがするのでしょうか。
その原因は3つあります。
それぞれの詳細を見ていきましょう。

分解臭

汗が臭ってしまうその原因、主犯はズバリ「雑菌」です。

エクリン腺から出た汗は通常、弱酸性です。
この環境は細菌にとっては住みにくいので、常在菌以外の余分な雑菌類は死滅します。

ところが大量に汗をかくと、ごくごく微量に含まれていたアルカリ性成分「重炭酸イオン」が体のなかに戻っていかず、皮膚にどんどんたまっていきます。
この重炭酸イオンが一定量を超えると、弱酸性だった皮膚がアルカリ性側に傾いてしまうのです。

汗の湿気とともに、アルカリ性は雑菌にとっては快適な環境ですので、どんどん繁殖して生き生きと活動をはじめます。
汗のたまりやすいワキの下や股、足の裏では、エクリン腺にほんの少しだけ含まれているアンモニアと尿素が凝縮され、アルカリ性化に拍車をかけます。

活動しはじめた雑菌は、お肌の上にたまったアカや皮脂分、ホコリ、フケ、角質を栄養分にし、増殖しながらそれらを分解します。
このときイソ吉草酸(いそきっそうさん)などの低級脂肪酸やアルデヒドといったニオイ物質を発生するのです。

酸化臭

汗の成分が皮脂と化学反応を起こすことによってもニオイは発生します。
これは「酸化」のメカニズムが関係してきます。
汗のなかに微量に含まれる鉄分によって皮脂が酸化されると、ツンとする鉄サビのようなニオイがします。
このニオイの正体は「ビニルケトン」と呼ばれるものです。

乳酸臭

汗の成分比率が変化することによっても、ニオイがきつくなることがあります。
エクリン腺の汗に含まれる乳酸が過剰分泌されると酸っぱい臭いがします。
皮脂と混ざると一段とニオイはひどくなります。

十分な酸素とともに活動した場合、人は「クエン酸サイクル」という方法でエネルギーを得ます。
クエン酸サイクルでは完全燃焼が起こっているので乳酸は生成されず、すっぱいニオイもしません。

ところが酸素量が不十分ですと、「解糖系」と呼ばれる方法でエネルギーを生成します。
このとき乳酸が分泌され、汗のニオイも酸っぱくなってしまいます。

乳酸の分泌量が増えると、相乗的にアンモニア量も増えることが分かっています。
アンモニア臭が激しくなるので臭いに拍車がかかるというわけです。

さらに汗の臭いをヒドくする4つの要因

汗に臭いが発生するメカニズムはお分かりいただけたかと思いますが、実はさらに汗を臭くしてしまう要因があるのです。
どういったものがあるのか、みていきましょう。

悪い汗

汗には「良い汗」と「悪い汗」があります。
良い汗はサラサラしていて蒸発しやすく、雑菌も繁殖しにくくなっています。

一方で悪い汗は余分な栄養を含むためベタベタしており、蒸発もしにくいため雑菌が繁殖しやすく悪臭が発生しがちです。
悪い汗は汗の成分自体も濃いため、更に臭いやすくなります。

良い汗と悪い汗について、詳しくは『汗っかきの原因ってなに?汗が出る仕組みを徹底解説』をご覧ください。

悪い汗が出てしまう原因とは

悪い汗がでる原因は3つあります。
その原因は以下の通りです。

  • 運動不足
    運動不足になると汗腺の機能が衰えるため、汗をかいたときに「悪い汗」になります。
    また普段運動しない人が突然筋肉を使うと乳酸が大量に作られます。
    乳酸は酸っぱい汗臭さの原因ですし、汗のなかのアンモニア量まで増やしますので臭くなります。

  • 食生活の乱れ
    食生活の乱れもニオイに影響します。
    肉食や脂っこい食事に偏ると、汗の臭いはどんどん臭くなります。

  • 常に緊張する環境
    常に緊張を強いられる環境も悪臭につながります。
    人は誰でも、緊張すると汗をかきます。
    一時的な緊張なら問題ないのですが、長く続くと絶対的な発汗量が増えてしまうので、臭いにもつながりやすくなります。
  • 服に汗が染みつく

    お風呂やサウナにいるとき、あるいは真夏にプールや海水浴に行ったとき、当然汗をたくさんかきます。
    でもこの時、すぐに汗臭くなるかというと、答えは「ノー」です。
    汗はかいたばかりだと臭わないのは、皆さんも経験上、よく理解されていると思います。

    特に裸に近い状態だと臭いにくいと言えます。
    裸だと、汗の蒸発を邪魔するものがなく、蒸発しきれなかった汗にしても、流れ落ちていくため、肌に定着しません。

    服があるとどうでしょうか?
    結果としては水分や皮脂が服に吸収され、服に染みついた汗はなかなか蒸発せず、長くとどまります。
    するとそこから細菌が繁殖して、どんどん臭い物質に変化していくのです。

    冬は汗が臭くなる

    普通、汗をかくのは夏です。
    けれども実は冬の方が汗の臭いはひどくなりがちです。

    冬といえど汗はかきます。
    冬は外気温が低いため、体がエネルギーをどんどん燃焼して体温を上げます。

    基礎代謝が高い状態です。
    ちょっとした運動や暖房による熱変化でも汗をかきやすくなっています。

    冬の服は生地が分厚く、汗を発散しにくいため、ムレが発生しやすいのですが、汗対策はついつい怠ってしまいます。
    そのため雑菌が繁殖しやすく、臭いにつながりやすいのです。

    更に冬は、外と室内の気温差も激しいので、自律神経と交感神経がうまく働かなくなります。
    そうなると汗腺の機能低下が起こって、ミネラルを吸収しきれず、菌が繁殖することに。
    結果として、臭いが強くなるという流れになるのです。

    病気などの体調不良

    病気や体調不良がある場合、汗が独特なニオイを発することがあります。
    このとき、前に触れました汗の酸化や乳酸が密接に関わっている場合があります。

    糖尿病の人や極端なダイエットをしている人の汗からは甘酸っぱい臭いがすることがあります。
    これらの人は代謝系が完全燃焼せず、汗のなかにケトン体というニオイ物質を含むので臭います。

    肝臓や腎臓のはたらきが弱っている場合、汗や尿にアンモニア臭やカビ臭がしてくることがあります。
    口腔、胃腸の病気では卵の腐敗臭がしたり、呼吸器系の病気がある場合には肉の腐敗臭、代謝系の病気では魚の腐敗臭がする場合があります。

    慢性疲労がある方は乳酸の分泌が増え、皮脂臭とともに乳酸臭、アンモニア臭がします。
    ストレスの蓄積により、脂が酸化したような皮脂の臭いがすることもあります。
    体調に違和感を感じた場合には、一度医療機関を受診してください。

    病気とニオイの関係について、詳しくは『汗がアンモニアや酸っぱい臭いは危険?汗臭と病気の関係』をご参照ください。
    自分の臭いがよく分からなかったり、より正確に知りたいという方は『本当のことが知りたい!自分のニオイを知るための検査方法!』をご参考にどうぞ。

    どうすればニオイはおさえられるの?

    汗のニオイが発生するからくりと、悪化する原因はお分かりいただけましたでしょうか?
    どうしてニオっているかが分かったということは、対策も取れるということです。

    病気の疑いがある方は、すぐにクリニックに行って診察を受けてください。
    それ以外の場合には、以下の方法でニオイをおさえましょう。

    デオドラントグッズを利用する

    汗の臭い対策ということで、普通真っ先に思いつくのがデオドラントグッズの利用だと思います。
    実際、欲しい効果に合った製品を正しいタイミングで使用すれば、かなりの効果が見込めます。

    なぜ効くのか

    なぜデオドラント剤は効くのでしょうか?
    臭いの元となる汗をおさえれば汗臭は発生しないですし、殺菌・抗菌作用のあるデオドラント剤を使って雑菌の繁殖をおさえれば、汗をかいても臭いにつながらなくなります。

    効果的な使用のタイミングは?

    デオドラント剤には効果的な使用タイミングがあります。
    体が汚れてしまってからの使用ですと、有効成分が十分に活躍できません。
    デオドラント剤は、汗をかく前の、できれば入浴直後のキレイな肌に使用するのが最も効果的です。

    種類

    世の中には、汗のニオイ対策用のケア製品が数多く出回っています。
    主にパウダースプレータイプ、クリームタイプ、シートタイプ、ロールオンタイプ、ローションタイプに分類されます。

    手軽に利用できるのはパウダースプレータイプですが、効果を重視したい方はロールオンタイプやクリームタイプが向いています。
    それぞれ特長がありますので、うまく使い分けてください。
    ※詳しくは『もう迷わない!制汗剤の選び方とおすすめの使い方』をご参照ください。

    ミョウバン水を使う

    クレオパトラの時代から伝わるデオドラント剤として、ミョウバン水があります。
    ミョウバンは食品添加物の一種で、日本ではウニの保存や、漬物の発色をよくする際に使われます。

    制汗効果と同時に、雑菌の繁殖をおさえる効果が高く、薬局やスーパーで簡単に手に入りますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
    お値段もお手頃で、30gで100円前後のことが多いようです。

    ミョウバンは水道水に溶かして使用します。
    冷暗所の保管で1ヶ月程度はもちます。

    ミョウバン水の作り方や利用方法については『汗止め・臭いや美容に効果あり?ミョウバン水の作り方・使い方』をご参照ください。

    服装を工夫する

    汗の臭いをひどくする要因の1つに、服があることはお伝えしました。
    汗をかき、蒸れた状態が長く続くと雑菌の繁殖がすすみ、臭いがひどくなります。

    汗を吸収しやすく発散しやすい衣類を身に付けたいところです。
    ポリエステルは水分が溜まりやすく、特にワキ汗がひどくなりますので避けるべきでしょう。

    天然素材ならよいのかというと、一概にそうは言えません。
    綿100%ですと、吸湿性は高くなりますが、速乾性はなく、いつまでも汗がびちゃびちゃと乾かない状態が続いてしまいます。

    これでは雑菌の温床となってしまいます。
    すぐに着替えられる状況以外では避けた方が無難でしょう。

    近頃様々なメーカーから「吸水性」と「速乾性」を併せ持つ高機能素材のインナーやウェアーが出ていますので利用しましょう。
    デオドラント効果があるものもあります。
    服の形状としては、ぴったりタイトなものではなく、ゆったりとした風通しのよいものの方が汗が蒸発しやすいのでオススメです。

    洗剤・洗濯を工夫する

    せっかく服装を工夫しても、臭い物質が衣類に付着したままだと全て台無しです。
    洋服が汗臭いのは、タンパク質や雑菌などの臭い物質が繊維に付着しているためです。
    この臭いの元は、きちんと洗濯しないと取れずに残り、次回着用した時また臭ってしまうという最悪の結果を生み出します。

    洗濯の際、漂白剤や重曹を使うと、臭いの元物質を除去してくれるだけではなく、汗でできた黄ばみにも効果があります。
    室内干しの臭いが原因になることもあるので、除菌用の洗濯洗剤を使うのも手でしょう。

    香る柔軟剤や、衣服の消臭剤を使用して臭いを消すのもいいですね。
    「ヌーラ」は着用前の衣服にスプレーして使用する消臭剤です。

    サプリをとる

    消臭サプリを利用して体のなかから悪臭対策することも可能です。
    汗の臭いだけでなく、口臭予防にも効果があります。
    ニオイのもとを、体の内側から改善するのにピッタリです。

    有名なものに、芳香だけでなく美容効果まであるローズや、腸内環境改善効果のあるシャンピニオンがあります。

    食事を見直す

    食事は、私たちの体の礎となる、大事なものです。
    食事の栄養が細胞1つ1つを元気にし、体の機能を正常に導きます。
    どんなに高価な美容液をもってしても、栄養バランスのとれた継続的な食生活にはかなわないのです。

    不思議なことに、世の中にはニオイを発しやすい食品、ニオイ防止効果の高い食品、といったものが存在します。
    それぞれご紹介いたしましょう。

    ニオイの原因となる食べ物

    ニオイを発しやすい食品には以下のものがあります。
    汗のニオイをおさえたければ、これらの過剰摂取は控えるか、ニオイ防止効果の高い食品とセットでとるなどの工夫をしてください。

    外食

    外食には、家庭料理より塩分や糖分が多く含まれがちです。
    たまになら問題ありませんが、いつも外食やコンビニ食で済ませてしまうと、カロリーや塩分の割にビタミンが少なく、内臓脂肪や肥満の原因になります。
    過剰な栄養が血中や汗に行き渡り、ニオイの原因を作り出します。

    肉食中心の偏った食事

    動物性タンパク質は腸内で分解されたとき、アンモニアなどの刺激臭が出やすく、動物性脂質が分解されると皮脂腺から酸化臭が出やすくなります。
    そうでなくてもどちらも発汗を促す食材ですので、体臭の原因につながりやすいと言えます。

    臭いの強い食材

    ニンニク、ニラには独特の強い臭いがあります。
    アリシンという臭い物質が含まれるためです。
    これらを食べると、ニオイ成分が血液にのって全身をまわり汗として分泌されるため、必然的に汗の臭いも臭くなります。

    インスタント食品

    インスタント食品やジャンクフードには過酸化脂質という物質が多く含まれているため、腸内環境を悪化させる原因となってしまいます。
    酸化臭も助長します。

    香辛料がきつい食品

    香辛料がきつい食品ばかり食べていると「味覚性発汗」が恒常化し、汗の量が増えて臭さにつながります。

    飲酒

    消化できなかったアルコールは汗として排出されますので、汗が臭くなります。

    ニオイを改善する食べ物

    ニオイ防止効果の高い食品には以下のものがあります。
    積極的にとって、ぜひ汗のニオイをおさえたいですね。

    抗酸化食品

    酸化ニオイの原因となる、過剰な活性酸素を除去してくれるのが「抗酸化食品」です。
    ビタミンE、ビタミンC、カテキン、ポリフェノールを多く含む食品が抗酸化力バツグンの食品です。

    アルカリ性食品

    食品にはミネラル分が含まれます。
    このミネラル分がアルカリ性である食品群を「アルカリ性食品」と呼びます。
    野菜、果物、大豆、海藻、きのこ類がアルカリ性食品にあたります。

    アルカリ性食品は、「乳酸」の発生をおさえます。
    乳酸は酸っぱいニオイの元ですし、増えるとそれに比例してアンモニアも増えてしまいますので、乳酸をおさえることがニオイ対策につながるのです。

    腸内環境を整える食品

    食物繊維やオリゴ糖を含む食品は、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、腸内環境を整えます。
    腸内環境が整うと、食べ物がアンモニアなどの悪臭成分に分解されるのをおさえ、便として排泄します。
    お肌のアルカリ性化を助長するアンモニア分が減ることによっても、ニオイが抑制されるのです。

    上記3つが含まれる食品群とは?

    上記の通り、汗のニオイをおさえる食品をご紹介いたしました。
    それら全てに当てはまる食品には、どんなものがあるでしょうか?
    以下のものが代表例です。

    • 海藻類
    • きのこ類
    • 緑黄色野菜
    • イチゴ、モモ、リンゴなどの果実
    • 緑茶

    これらはすべて、一般に健康的なといわれる食品です。
    和食にも多く含まれます。

    日々の食事に気を使われている方なら、ニオイ対策とは関係なく、すでに意識的にとられていることでしょう。
    健康であることが無臭につながるなんて、一石二鳥ですね。

    汗腺トレーニングをする

    「悪い汗」が臭いやすいことは再三お伝えしている通りです。
    悪い汗を「良い汗」に変えるには、汗腺トレーニングをすることが近道です。
    具体的には以下のような方法で鍛練しましょう。

    適度な運動

    ウォーキングや軽いランニング、ヨガなどの適度な有酸素運動は、汗腺トレーニングに最適です。
    この時注意が必要なのはトレーニングの種類です。

    臭いの原因の項でお伝えしましたように、運動の際、酸素量が十分であれば「クエン酸サイクル」に、そうでなければ「解糖系」のエネルギー生産になります。
    解糖系では乳酸を蓄積し、乳酸自体のツンとした臭いと、乳酸と仲良しなアンモニア臭まで併発しますので臭いがきつくなってしまいます。
    十分な酸素を取り入れないで行う「無酸素運動」、つまりキツイ筋トレなどの運動がこれにあたります。

    ダイエットのためには適度な筋トレは必要不可欠ですが、汗の臭いをおさえたいというスタンスであれば、極力クエン酸サイクルを利用する有酸素運動を行いましょう。
    有酸素運動を行うと、運動後20分過ぎた頃から血中脂肪酸の燃焼量がぐんとアップします。
    血中脂肪酸は体臭の原因になりますので、単に汗腺トレーニングで汗の質をよくするばかりでなく、臭い対策としても有効です。

    入浴・半身浴・手湯足湯

    夏で暑いからと言ってシャワーだけで済まさずに、湯船につかりましょう。
    入浴での汗腺トレーニングはランニングに比べ、心臓や肺、さらには足腰に負担がかかりませんので安全に行えます。

    汗腺トレーニングのための入浴方法としては、38度くらいのぬるま湯で半身浴するのが効果的です。
    全身浴だと、発汗はしますが気化熱を利用して体温を下げることができず、体温調節につながらない無駄汗をかいただけで終わります。
    全身浴は心臓を圧迫して血圧があがりますので湯船からでる際にめまいを起こす危険もあります。

    半身浴は上半身から汗を蒸発しますので、体温を調節しながら入浴でき、効率的な汗腺トレーニングが行えるというわけです。

    手湯や足湯を利用するのもよい方法です。
    手足は汗腺の予備力が最も高いので、効果的に汗腺訓練を行えます。

    手湯足湯を行う場合には、お湯の温度は少し熱めの43~44度くらいにします。
    両手のヒジから先と両足のヒザから先を10~15分ほど浸しましょう。

    ただし、温度の高い手湯足湯は交感神経を活発化しますので、終わったらぬるま湯で半身浴を行い、交感神経を鎮めましょう。
    副交感神経が存分に働き、自律神経のバランスがとれますよ。

    エアコンの使用を控えめにする

    汗をかく機会が極端に少ないと、汗腺が休止モードになってしまいます。
    その状態で汗をかくと体の一部に汗が集中したり(主に顔、背中、ワキなどの活性化しやすい部分に集中します)、ドロドロの蒸発しずらい「悪い汗」をかいてしまいます。

    それが悪臭につながるわけです。
    エアコンに頼り過ぎない生活を心がけましょう。

    清潔にする

    勘のよいあなたでしたら既にお気づきのことでしょう。
    雑菌が汗の臭いの原因ということは、雑菌と極力手を切ることを心がければ臭いもおさえられるということです。
    具体的には次のことに気をつけましょう。

    朝シャワー

    夜入浴したところで、寝ている間にも汗や皮脂は分泌されています。
    一晩でかく汗の量は500ミリリットルとも言われています。
    そのまま外出すると、雑菌にとってのエサが肌の上に十二分に存在するため、日中臭いが出やすくなります。

    朝起きたら、ボディーソープとシャンプーで皮脂と汗を軽く流してから外出しましょう。
    特に臭いの気になる箇所には、殺菌成分の入った石けんを使用することも有効です。

    ただし必要以上に除菌すると、外部菌からお肌を守る常在菌まで退治してしまい、かえって悪臭を作る原因になってしまいます。
    お肌が乾燥気味だったり肌トラブルがある場合には、朝は石鹸を使わずお湯だけにしておくなど、ほどほどにしておくことが肝心ですよ。

    汗を放置しない

    外出して汗をかいたら、まめにふきとりましょう。
    1時間ごとに拭き取ると効果的ですが、これはエクリン腺からの汗で雑菌が繁殖するまでの猶予の時間にあたります。
    菌が増殖する前に原因物質を拭き去るのが効果的なのです。

    拭き取るときに乾いたタオルを使い、皮膚の汗をすべてふき取ってしまうと、十分に体温を下げることができず、余計に汗が噴き出してきます。
    同時に、乾いたタオルでは汗はふき取れても臭い成分まではぬぐえないので、拭けば拭くほどお肌のニオイ成分が凝縮される結果になります。

    最も効果的なのが濡れタオルです。
    濡れタオルであればお肌に水分を残しつつ、臭い物質も吸着できます。
    男性用のウェットシートでメントール入りのものは冷感があり、お肌もすっきりしますのでオススメですが、敏感肌の人は合わない場合もあるので注意が必要です。

    ムダ毛の手入れをする

    ワキなどにムダ毛が生えたままだと、毛の1本1本に汗が付着し、雑菌の繁殖スペースが確保されてしまいます。
    更に、汗をかいてもふき取りにくく、蒸れやすくなり、デオドラント剤も行き届きにくくなってしまいます。

    男性はワキ毛を剃ることは難しいかもしれませんが、女性なら最低限のエチケットとしてしっかりお手入れしましょう。

    ストレスをためない

    ストレスや緊張を感じると、交感神経が活発になります。
    交感神経がずっと優位に働きますと発汗を促しますし、このような時の汗は臭いを発しやすいものになります。
    運動することは、汗腺トレーニングになるだけでなく、ストレス対策にもなり、一挙両得です。

    もちろん運動以外でもいいですので、自分なりにリラックスできる方法を見つけましょう。
    『人前で話すと汗ビッショリ!緊張しない為のリラックス方法6選』では、科学的なリラックス方法をご紹介していますので、興味があったら是非読んでみてください。

    思い切って専門医に話を聞いてもらうというのも1つの手です。
    臭いの問題はデリケートですので、仲の良い友人だからと言って気軽に相談できるものでもありません。
    一人でくよくよ悩んでいても答えはみつかりませんし、精神的に参り、ますます汗や臭いがひどくなる場合もあります。

    医師には守秘義務がありますし、客観的にみて臭いがどの程度のものなのか判断もしてくれます。
    思ってもいなかった対策方法が見つかることだってあるかもしれません。

    活性酸素対策

    臭いの原因の一つである活性酸素。
    しかし、活性酸素は本来悪いものではありません。

    悪いどころか正義の味方で、体内に入ってきた有害な細菌やウィルスを攻撃し、退治してくれる重要な役割をもちます。
    けれど体内バランスが崩れて増えすぎると、自分自身の健康な細胞まで攻撃して酸化させ、老化を促進するのです。

    活性酸素は体をサビさせる、つまり酸化させる成分ですので、汗の酸化もうながし、これがニオイにつながります。
    活性酸素の原因といわれるものは、実に多種多様です。

    代表例としては、ストレス、喫煙、飲酒、睡眠不足、紫外線、激しい運動、排気ガスなどです。
    汗のニオイをおさえたければ、活性酸素の原因となっているものをなるべく取り除く生活を心掛けましょう。
    食事の項目であげている「抗酸化食品」をとることも有効ですので、ぜひ参考になさってください。

    水分補給

    水分を控えたからといって汗の量は減りません。
    必要があれば体水分量に関わらず、汗は出ます。

    水分を十分にとっていない場合、濃い汗が出ます。
    臭いの元となる物質の割合が大きくなるのです。
    このような汗では臭いはますますひどくなります。

    汗のにおい対策として水分を控えることは何の意味もないどころか、悪化を招きますし、熱中症で倒れる危険性すらあります。
    絶対にやめましょう。

    酢を利用する

    ニオイ発生の原因となる雑菌は酸性が苦手であることはお伝えしました。
    お酢は、みなさんご存知のとおり酸性ですよね?
    これを利用しましょう。

    入浴時、湯船におちょこ1~2杯の酢を入れます。
    このとき入れる酢はクエン酸の多い黒酢や醸造酢が適しています。
    クエン酸は乳酸を別のエネルギー物質に変化させるのに一役買いますので、必然的にアンモニア量も減り、より効率的にニオイをおさえてくれます。

    お酢を直接飲んでもいいですよ。
    毎日スプーン1杯くらいで効果があります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    汗のニオイ対策にはいろいろな方法がありました。
    特に食事に気をつかった方法は、同時に健康にもなれますのでオススメです。

    食事の管理が難しい人はビタミン剤を活用するのも手ですが、ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンは、サプリの過剰摂取による弊害も考えられますので十分注意してください。

    ケア製品も上手に使いたいところですが、汗をかいたからといって、人前でシューシューとスプレーをかけるのも考え物です。
    人目に付かないところでこっそりお手入れするのがマナーでしょう。
    いくら優れている製品であっても、お肌にあわない場合もありますので注意してください。

    生き物である以上、体臭は多かれ少なかれ誰にでもあるものです。
    汗自体は決して悪者ではないことを忘れないでください。

    即効性の高いおすすめの汗の臭い対策を知りたい人はコチラへ

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